「スマートフォン」って、検索にすごく便利なんだけど…
スマートフォンやタブレットを使って「検索」している時。次々とオススメされる記事。興味を惹かれて、どんどん見てしまう。そのうち、SNSやチャットアプリの通知が来て、確認。ふと気づけば、めちゃくちゃ時間が経ってしまってた…なんてことありませんか? 仕事にも勉強にも、できることなら効率的に時間を使いたい…。
今回は、「集中したい時にオススメの“スマホ設定”」についてお話します。
1. スマートフォンの保有率
便利だけれど悩ましい「スマホ」。今では「誰でも持ってる」イメージですが、実際にはどのぐらいの人がスマホを持っているのでしょうか?
2021年のデジタル庁の調査によれば、国民全体のスマートフォンの保有率は86.8%。年代別で一番保有率が高いのは、30代の99.3%。一番保有率が低かった70代でも、71.7%と、実に7割以上の人がスマートフォンを保有しているのだとか。
我々の世代である50代のスマホ保有率は96.0% そして、「ニュースサイト、ニュースアプリの活用率」では、50代がもっとも高く、結果はそれぞれ、74.8%、35.2%だったとのこと。
たしかに「みんな持ってる」というイメージは「大げさではない」という状態ですね。
2. スマホは何に使っている?
もちろん、検索やニュース以外にもスマホの使い道はさまざまです。そんな中、忘れちゃいけないのがSNS。特に、メッセージアプリのLINEは、77.8%の利用率という結果が。もっとも利用率の高い20代では93.1%。我々50代でも、77.3%という調査結果となっているのです。
さらに、2022年の一般向けモバイル動向調査では、LINE利用率が81.6%(出典: NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ)という数字も出ています。
LINE以外にもFacebookメッセンジャーやInstagram・TwitterのDM機能、LINE Works、Chatworkなどなど、オン/オフを問わず、多くのメッセージアプリを使っている、というのが現状でしょう。
3. 集中が切れてしまう「要因」は?
そもそもなぜ、スマホを見ている時によそに行ってしまうのか。もちろん、検索している時にほかの記事が目に入る、ってことも大きな原因です。でも、これって私たちが「紙の辞書」を使っているときにも経験ありますよね。
あるキーワードや事象を調べているはずが、どんどん違う単語を調べ始めて、「あれ? そもそも何を調べていたんだっけ?」となってしまうこと。ただ、これについては、決して悪いこととはいえないのではないか、と思うのです。
私はこれを「探求心の横展開」と呼んでいるのですが(←今、決めた)、これがあることによって、いろいろな知識が入ってくるし、思いもかけない新しい情報にめぐり合える、というメリットも大きいですよね。
なので、これについては一旦、横に置くことにします。なぜなら「集中が切れる」要因は他にあるからです。
「集中が途切れる要因」とは? それは、ズバリ! アプリからの「通知」です。
4. SNSの誘惑に打ち克つためのスマホの「設定」
SNSやメッセンジャーアプリ、その他のアプリの「通知」。新しいメッセージや更新のお知らせ。更新を「オン」の状態にしていると、かなり頻繁に通知が来て、集中できない状況に拍車をかけます。。通知が来ないように設定にしてしまえば、集中が切れないわけです。
通知設定を「オフ」にしておくと、検索中に「お知らせ」が来ることはありません。スマホの画面にも「未読数」が表示されません。メッセージ確認は2~3時間に1度、などと決めておく。そうすれば「集中できない」という状況を回避しつつ、返信が異常に遅くなる、ということもありません。
私の場合、仕事の作業は基本的にPCで行います。LINEアプリはデスクトップで立ち上げているので、急ぎの連絡(←ほとんどない)があっても見逃すこともありません(急ぎであれば、LINEか電話で通話して来られる方がほとんどです)。
タブレット(iPad)については一切の通知を切ってあるので、動画配信サービスで映画やドラマを見ているとき、勉強している時にも集中することができるようになりました。
でも、「通知設定」の変更は、どうやるの???…
…ってことですよね。以下に公式サイトのリンクを貼っておきます。
公式サイトの説明だとわかりづらい~という方は、検索サイトで「iPhone 通知設定 オフ」「Android 通知設定 オフ」などのキーワードで説明のブログ記事など探してみてください。動画や画像を使って解説しているサイトがみつかりますよ。
5. まとめ
勉強や仕事、検索などの作業中、スマートフォンの通知が気になって集中できないという場合、通知設定をオフにしておくことで、集中が切れることなく、作業が進みます。
良かったら試してみてくださいね。
✔ 職業:ライター
✔ 猫好き、読書好き、「勉強嫌い」の勉強オタク
✔ 予備校勤務ののち、留学経験なし、実務経験なしから中国語通訳
✔ TOECI700点台から1年間の独学で、最高スコア820
✔ 試験に合格するための勉強法と、勉強に便利なガジェット情報を発信